土地を持っているけれど、うまく活用できていない、という方はそれなりにいます。特に、駅の近くの土地を持っている方は、活用しないともったいないです。そのような方々におすすめなのが、駐輪場経営です。では、どのようなメリットがあるのでしょうか。
どんな土地でも大丈夫
自転車を1台、駐輪するために必要とされる面積は、幅60cm、長さ190cmで、面積としては一平方メートルほどです。この面積を満たしていない土地は、あまりないでしょう。ですから、ほとんどの土地において、駐輪場経営を始められると言えます。また、土地の形や、立地においても、特に条件はありません。立地は、お客様の数に影響してきますが、だからといって、駅近でなければ駐輪場経営をしてはいけない、というルールはないのです。
初期費用が安い
駐輪場経営は、初期費用が安いです。一括借上方式、という方法を取ると、安く業者に頼むことができます。安いと言っても、土地を整備したり、看板を設置したりすると、400万円ほどかかりますが、しかし、数ある土地活用方法の中では、安いほうです。
収益がそれなりに安定
駐輪場を利用する方は、そこを通勤路、通学路としている会社員や学生の方々です。つまり、定期的に利用していただけることが見込めるため、安定した収入を得ることができます。もちろん、需要がある場所であれば、ですが。
他の方法で活用しやすく、低リスク
駐輪場は、簡単に解体することができるため、駐輪場をやめて他の方法で土地を活用したい、と思ったときに、すぐにそうすることができます。つまり、リスクが低いのです。これは、副業としてやるには、とても大きなメリットであると言えます。
駐輪場を経営する二つの方法
駐輪場経営には、二つ方法があります。それは、月極駐輪場と、コインパーキングです。
月極駐輪場
月極駐輪場は、月単位で契約をし、ひと月ごとに決まったお金を利用者の方からいただく、という方式です。近年、多くの方が利用している、サブスクリプションサービスのような方式であると言えます。毎月一定のお金をいただけるため、収益が安定している、と言えます。
コインパーキング
コインパーキングは、時間、もしくは日単位で契約をし、駐輪した時間分に、時間単価をかけたお金を利用者の方からいただく、という方式です。つまりは、使った分だけ利用料金がかかります。コインパーキングに適している場所は、短時間、とめられれば良い、という場所で、駅やショッピングモールの周辺などが挙げられます。
まとめ
駐輪場経営は、土地活用方法としては、リスクが低く、メリットの大きい方法です。土地を持っている方は、ぜひ検討してみてください。